・バルモラル
日本では内羽式とも言われ、履き口が閉じられたタイプでフォーマルシューズに採用される。
・ブラッチャー
日本では外羽根式ともいわれる、履き口が外に開いて紐で締めつけイプのもの。
※ 上がフォーマル度が高く、下に行くほどカジュアルに
オペラ・パンプス : Opera Pumps
夜の正礼装タキシードに合わせるエナメル素材のリボン付きスリッポン。パーティーなどで着用
ストレート・チップ : Straight Tip
夜の正礼装がタキシードなら昼の準礼装はディレクターズ・スーツです。最近人気のグローバルスタンダードなディレクターズスーツに合わせるのがこのストレートチップ。バルモラル ( 内羽根式 ) の一文字飾りの靴で、 メダリオンが無く黒色のものが最もフォーマルとされる。ブルーチャー ( 外羽根式 ) のものは、よりカジュアルに履くこともでる。一文字にメダリオン ( 穴飾り ) があるものはクォーター・ブローグ。トゥ・キャップにメダリオンのあるものはセミ・ブローグ。
ウィング・チップ : Wing Tip
ウイング型のメダリオンのつま先飾りがあるもの。英国では内羽根式のものをフル・ブローグ、外羽根式のものはダービー・フルブローグと呼ばれる。ウィングは、通気性や水切りをよくする目的があると言われる。
プレーン・トゥ : Plain Toe
最も基本的な形であり守備範囲が広い靴。プレーン・トゥはブルーチャー ( 外羽根式 ) のものが多い。
ホールカット : HoleCut
アッパーが一枚革でできている。別名ワンピース。
Uチップ : U Tip
元々はゴルフの際に履かれていたもので、特にコンビネーションのモデルはゴルフ・オックスフォードと呼ばれることもある。日本ではモカシンの縫い目がU字型であることからUチップと呼ばれる。U部分の先端から縦に縫い目があるものを「Yチップ」や「Vチップ」と呼ぶものもある。
モンク・ストラップ : Monk Strap
15世紀頃アルプス地方の修道士 ( モンク ) が履いていたストラップのある靴が起源。シューレース ( 靴紐 ) が無く、ストラップの付け根がゴアで出来いるので比較的脱ぎ履きが楽な為、日本のビジネスでも人気が高い。ストラップが2つになっているものはダブル・モンク・ストラップと呼ばれる。
チャッカ・ブーツ : Chukka Boot
ポロ競技用の乗馬靴といわれ、1930年代に米国で流行。くるぶしまであるハーフカットで、トゥはプレーン・トゥ。
ローファー : Loafer
もともとノルウェーの農民、漁民が作っていたモカシン ( Moccasin ) 縫いが起源とされている。ローファーはという呼び名は米国がはじまりと言われる。甲部のストラップ ( サドル ) 部分の穴にコインを挟むことができるものをコイン・ローファー、ペニー・ローファーと呼ぶ。
バンプ : Vamp
1950年代後半に流行した飾りの無いスリッポンのこと。
革
説明するまでもなく革底。水にも弱く、滑りやすいが、排湿性に富み、足に馴染みやすい。
アイステック
冬季の氷や雪、雨にすべりにくい特殊素材を使ったG.T.ホーキンス採用のラバーソール。
ZELL
ミッドソールにジェルを内蔵したクッション性に優れたビジネスシューズ専用ソール、ホーキンスエアーライトシリーズに採用。
クレープ
表面が波打っているラバーソール。クッション性に富み滑りにくいが、柔らかい分減りやすい。レッド・ウィング社製ブーツのホワイト・トラクション・トレッドソールもクレープ・ソールとして有名。別名ウェッジ・ソール。
クレープ
生ゴムを収縮させて仕上げたラバーソールで、反りが良くクッション性に富む。カジュアルシューズなどに採用される。低温でも硬くなりにくいので氷上でも耐滑性能が高い。
ダイナイト
登山靴から発展した滑りにくく耐久性に富むダイナイト社製のラバーソール。ドレス・シューズと合わせて用いられる事もある。
ビブラム
アウトドアシューズに多用されるイタリア・ビブラム社製のソールで登山用から発展。総称ラグソール。
カーフスキン
生後 6ヶ月ぐらいの子牛の皮。きめ細かくやわらかい。高級靴に使用される。
キップスキン
生後 6ヶ月から 2年目ぐらいまでの中牛の皮。カーフより厚手であるがきめは細かく上質。
カウ・ハイド
生後 2年目ぐらいの既産の牝牛の厚く丈夫な皮。
ステア・ハイド
生後 3〜 6ヶ月以内に去勢した牡の 2年以上経った成牛皮。丈夫で最も多く使われている
シープスキン
羊の皮 ( 仔羊はラムスキン )。薄くてやわらかい
カンガルー・レザー
カンガルーの皮をなめしたもの、薄手で柔らかく丈夫で強い。
ピックスキン
豚革のこと。表面の摩擦に強く丈夫で通気性が良い。靴のライニング ( 内張り ) に使われる事が多い。
本染め革
子牛、中牛を選び天然革らしさを損なわないように、なめし・染色・仕上げ加工を施して上品さを出した最高級の革
ガラス張り革
製牛皮をクロムなめしをして、ガラス又は、ホーロー引き鉄板に張って乾かしたもの.表面を樹脂系塗料で仕上げ、光沢のある仕上がりが特徴。
スエード
子牛、山羊、羊などの皮の裏面を細かなサンドペーパーで仕上げたもの
ヌバック
牛革の銀面をサンドペーパーでバックスキンのように起毛して仕上げたもの

セメンテッド製法
アッパーとアウトソールを接着剤のみで貼り付ける。縫い目がないので耐浸水性に優れ、軽いが、排湿性は劣り、足にも馴染みにくい。コストが抑えられるので安価な靴に多い製法。
マッケイ製法
アッパーの端が直接アウトソールに縫い付けられている。軽量で反りは良いが、耐水性、耐久性では劣る。イタリアの靴に多く見られる製法。
グッドイヤー・ウェルト製法
アッパーとアウトソールをウェルトを介して縫い付けらる。マッケイ製法より耐水性に富み耐久性がある。型崩れしにくいので長時間履いても疲れにくいがやや重量感がある。イギリス製の靴や高級靴に多くみられる製法。
ノルウィージャン製法
雪道歩行目的で生まれた製法で 防寒用の厚いアウトソールを縫い付けるため太い糸が使用される。無骨な外観となるが耐水性に富む。手間のかかる製法。
ノルベジェーゼ製法
ノーウィージャン製法をドレスシューズに応用し開発された製法
ステッチダウン製法
アッパーを足型に沿って外側に引き伸ばしアウトソールに縫い付ける製法。軽く屈曲性も良いのでカジュアルな靴に多く用いられる。また、コストもかからない。
ブレーク・ラピッド製法
アッパーからアウトソールまで一発で縫うグッドイヤーウェルトとマッケイの中間的製法で反りが良く軽快な履き心地が特徴。
カリフォルニア・プラットト製法
アッパー、裏革、中敷きを一体化して袋状に縫い合わせるソフトで屈曲性がある製法。コンフォートシューズなどに採用される。
「モカ」とはUチップなどで甲部分に縫い合わせるU字の革のことを言い、モカの合わせ方によりそれぞれ縫製 ( モカ縫い ) が異なります。
合わせモカ縫い
モカを乗せ、本体甲部の革と裏面同士で合わせて、上部につまみあげてモカ部を横から縫い合わせる方法。さらのこのモカ部に紐状の革を乗せ、合わせ部分を隠す場合もある。
乗せモカ縫い
モカを本体甲部の上に乗せ、上下に縫製する方法。
落としモカ縫い
乗せモカ縫いとは逆でモカを本体甲部の内側から当て、上下に縫製する方法。
ヘビモカ縫い
まず、本体甲部の革を上に立て、次いで、モカの革の外周を折り曲げてから、折り曲げた部分で本体甲部の立てた部分を左右から挟むようにして、横から縫い合わせる方法。
すくいモカ縫い
モカを使用しないため、正しくはモカ縫いではないが、プレーン・トゥの甲部をすくうようにして、モカ状のステッチを入れる方法。高度な技術が要求される為、高級な靴にしか見られない。